dhioaches’s blog

元々は、ニュースの解説などを行っていたブログですが、いつの間にか食いしん坊ブログと化してしまっています化してしまっています。コンビニやチェーン店の飲食店など、誰にでも馴染みの深いものを記事にしいますので、ぜひご覧ください。

ドコモの新料金プラン「アハモ」どんなプラン?

アハモって何?

アハモというドコモの新料金プランがニュースで話題になっています。

アハモという単語よりも「ドコモの(安い)新料金プラン」という認識のほうが

伝わりやすいかもしれません。

 

この料金プランの背景をざっくりとまとめると・・・

今年の9月16日に、菅内閣が発足されました。総理大臣が変わった中で、

菅首相が政策のひとつとして大きく上げたのが「携帯料金の値下げ」でした。

そのためか、元々の準備があったかはわかりませんが、

NTTドコモがアハモという新しい料金プランを発表したのです。

 

20GBの通信と、5分無料の通話がついて税別2980円

 

これが新しい料金プランなのですが、今までだとこの料金プランの場合

通信料だけで、だいたい7000円~8000円くらいはしていました。

ここに通話のかけ放題をつけて+1000円くらいのイメージですね。

かなり安くなったイメージですが本当に大丈夫なのでしょうか?

 

料金プランについてわかっていること。

まずは気になる料金プランの内容です。

先程説明したとおり、税別2980円で20GBと5分無料の通話。

たいていの人はここにかけ放題をつけることになるでしょう。

 

どのくらい安くなるかの予想。

今の料金プランが何かにもよりますが、

20GBの容量で契約している場合、おそらく7000円~8000円くらいは

している方が多いはずです。

もっと払っているよ!という方は、大体、かけ放題をはじめとした

オプションプランに入っています。

逆にもっと安いよ!という方は、その他ドコモの割引や

シェアパックという家族で容量をまとめるプランに入っている場合が多いです。

そのオプションプランをすべて同じ形で残せると仮定して、

単純にその計算なら、4000円~5000円下がるはずですよね。

ただし、今まで入っていたようなオプションプランが

同じ料金で入れるとは限りません。

 

その他、アハモに入ると変わりそうなこと

この後説明しますが、アハモは元々ドコモのサブブランドとして

計画されていたものではないかという説があります。

だとすれば、そもそも通信環境は同じなのかから気になります。

一応、ドコモの発表としては「通信環境は変わらない」としていますが、

これに関しては実際に契約してみないとわからないかもしれません。

 

●インターネットですべて対応

受付がインターネットのみです。

さらには、その後のアフターサービスもネットで受けられるという説明があるので

もしかすると、ドコモショップでは何もやってもらえないかもしれません。

ドコモショップに行くと受付で「アハモのお客様はインターネットで・・・」

とつき返されてしまうのでしょうか?可能性はありそうです。

これもサブブランド説が浮上している理由のひとつです。

 

●今までのドコモの割引などは適応外

ドコモの一部のサービスが受けられません。

今まで使えていた割引などが使えなくなるため、

ドコモ光などとセットにしていた方はセット割は使えなくなるかもしれません。

また、シェアパックやドコモ契約年数に応じた割引もなくなります。

そもそも契約年数に関してはリセットされるようです。

もちろん、その分安く上がっていればいいのですが、

今まで上手に割引を利用していた方の場合だと

あまりやすくならないというケースはあるかも知れません。

ただし、元が安いのでそれでも高くなるという方はそうそういないでしょう。

 

●キャリアメールは使えない

@docomo.ne.jpというやつですね。

Gmailoutlookでこと足りる方はいいですが、

キャリアメールがないと不便だという方はやめておいたほうがよさそうです。

たとえば、私の職場の社内メールはGmailが受信できません。

セキュリティーの観点からなのですが、ちょっと写真を送ろうとしても

USBを経由する必要があります。

 

政府に言われた!とはいえ結構早い対応?

そもそも、民間の企業が掲げる料金に対して政府が「安くしろ!」というのも

かなり異例な気がしますよね。

たしかに、携帯料金が高いというイメージも大きかったですし、

これが安くなるとなれば、ほぼすべての日本国民の家計に影響します。

とはいえ個人的には、政府に言われたからといってこんなに早く

NTTドコモが安い新プランを発表するとは思いませんでした。

 

今まで、値下げを散々渋ってきた携帯会社

実は、そもそも携帯料金に関しては、自民党が問題視していたテーマのひとつです。

内情こそ、携帯会社の経営関係者にならなければわかりませんが、

現在携帯会社はかなり儲かっているといわれています。

これが本当なら、ほとんどの人が払っている携帯料金くらい

安くしてくれればいいじゃないかと思うのが普通です。

 

ただ、携帯会社はあくまで民間企業。それを安くするのを

政府の大きな課題として掲げるのはどうなのでしょうか?

少し難しい問題です。

逆に言えば、そうでもしなければ下がらなかったともいえます。

 

そんな中で散々値下げを渋っていた携帯会社のひとつ

NTTドコモが、たった数ヶ月でここまで安い料金プランを発表したのは

かなり早い対応といえそうです。

しかし、実はここにも一部うわさがあります。

 

そもそも、サブブランドとして用意していたものだった説

現在、携帯会社の大手3ブランドといえば、

NTTドコモソフトバンクau

の3キャリアなのは有名です。

 

そのうちソフトバンクはワイモバイル

auUQモバイルという格安SIMがサブブランドとしてあります。

ドコモだけが格安SIMのサブブランドを持っていなかったのです。

これにも事情がありそうですが、今回は枝分かれが多いので触れるのはやめておきます。

 

さて、話は戻ってアハモですが、これ自体がドコモのサブブランドとして

始める予定だったものではないかといわれています。

 

理由としては、アハモの紹介ページがわざわざドコモの公式ページではなく

専用のドメインで公開されていることや、

今までのドコモのユーザーがアモハに変更する場合でも

一部MNP番号の発行が必要であることなどがあります。

 

MNP番号というのは、本来なら、別のキャリアに機種変更したいときに

電話番号を引き継ぐために発行するもの。

ドコモの中で機種変更や料金プランの変更をした場合に必要になることは

ありえなかったのです。

ちなみに、アハモの受付は2021年3月から開始予定ですが、

そのうち2021年5月まではMNP番号が必要になる予定です。

 

サブブランドだとしても安い?

とはいえ、サブランドとして考えても安いのは事実です。

格安SIMなどと比較しても、3000円前後で20GBがつくものはあまりありません。

また、料金そのものがシンプルになるので、わかりやすくなるかもしれません。

いろいろな割引を駆使しなくても・・・と考えたら悪くありません。

 

ドコモショップはどうなるの?

ここからは特に個人的な疑問ですが、ドコモショップはどうなるのでしょうか?

アハモのユーザーはドコモショップを何も経由しないと考えると、

ドコモショップにとってはアハモは自分たちのお客さんではないも同然です。

というのも、携帯ショップというのは基本的に代理店です。

NTTドコモの看板を掲げてはいますが、ショップを経営しているのは別会社。

どんな形でお金が動いているかはわかりませんが、

月々の通信料の支払いとは別の場所にいるのは確かです。

アハモが定着すればするほど、ドコモショップの代理店は困る

という構図が生まれるのではないでしょうか?

ここからは興味がある方とない方がいるでしょうから、

次回の記事にしようと思います。

 

追記:アハモとドコモショップに関する記事を更新しました。

dhioaches-zakkuri.hatenablog.com